投稿日:2012.01.20
エアーコンプレッサーのドレン処理機のメンテナンスにいってきました。
施工内容
岐阜県山県市内の自動車部品の金属加工の工場のお客様のところに、エアーコンプレッサーのドレン処理機のメンテナンスにいってきました。
エアーコンプレッサーのドレン排水とは、圧縮空気を作るときに空気中の水分が凝縮されて発生する排水のことです。エアーコンプレッサーがオイル潤滑式だと、この排水にオイルが混じります。環境省の水質汚濁防止法によれば、排水中の油分濃度は、5ppm以下ならば自然界に流してもよいことになっています。そうでなければ、原則として処罰を受けることになります。
ドレン処理機とは、写真のようなエアーコンプレッサーから出たドレン排水を浄化して油分濃度を5ppm以下にする装置です。ろ材が詰まってくるので定期的なメンテナンスが必要です。今回は、この装置のメンテナンスにいってきました。ここのお客様のお使いのコンプレッサーが5台あるのですが、その中に古いものがあり、オイルセパレータで油を抜ききれず、ドレン排水中の油分濃度が大変濃くなって多いときには、3800ppmに達するときがあります。これも5ppmになり、魚が住めるような水になります。