投稿日:2012.02.16
(過去の事例)愛知県小牧市の金型工場にてエアコンプレッサーのダクト工事を行いました。
施工内容
3年くらい前の過去の工事事例ですが、愛知県小牧市の食品容器の金型工場で、エアーコンプレッサーの排気と吸気のダクト工事を行いました。騒音などの苦情対策のこともあり、屋内の2階に設置されていました。金型の切削加工をされているのでオイルミストがひどく、エアーコンプレッサーは、周りの空気を吸って圧縮空気を作る装置ですがいわゆる集塵機と同じなので、オイルミストがエアーコンプレッサーの中に入り込み、熱交換がうまくできなくなり、しかも2Fに暑い空気がたまるので夏場には、温度高エラーで頻繁にエアーコンプレッサーが停止するという事態が起きていました。エアーコンプレッサーが緊急停止すれば、生産ラインは、とまり、加工中の切削用刃物の破壊につながる恐れもあります。それに関わる経費のロス、様々な修理代で余分な費用がかかります。
それらの対費用効果をふまえて、お客様は、外壁側には、足場も建てなければならず比較的大規模な工事でしたが、吸気、排気ダクトを設置されることを決定されました。吸気は、屋外から新鮮空気を吸い込み、排気は、屋外に排出するようにし、なおかつ、コンプレッサー設置場所には、工場の1階から、熱い空気が上がって溜まってしまうので換気用の有圧扇を設置していただきました。
その後、温度高による緊急停止のトラブルも全く無くなり、お客様にも大変ご好評をいただきました。