投稿日:2012.03.02
岐阜県内の金属加工工場にエア漏れ測定にいってきました。
施工内容
岐阜県内の金属加工の工場のお客様のところにエア漏れ測定にいってきました。現在稼動しているコンプレッサーは、合計で150馬力相当のコンプレッサーがあるエアーを多く使う工場です。普段は、忙しく稼動している金属加工(切削、鍛造)の機械音が大きいのでなかなか気づきにくいのですが、よく耳をすますとあちらこちらから”プシューッ”という音が聞こえます。それで、社長様に一度エア漏れ測定をしてみて電気代に換算することをご提案したら、”私も気になっていたから是非お願いしたい”とのことでした。測定結果をみて社長様も愕然とされていました。
実際に測定してみると、見出し写真のように4220L/minの漏れがあり、これをエアーコンプレッサーに換算すると35馬力分、電力に換算すると26kW分に相当します。1年間(24時間稼動)で約200万円もの電気代をムダに電力会社に支払っている計算になります。1年後にデマンド契約電力が26kW分下がるとするとさらに約40万円近くの経費削減になります。エア漏れを直しできた経費削減分は、即会社の利益です。エアコンプレッサーの選定、エア漏れの改修は、とても重要でかつ簡単にできる経費削減方法です。といっても、社長様、工場長様お一人の力では、エア漏れは、直しても直してもでてくるので、現場作業員の方々の協力が必要です。意識改革も含めて真剣に取り組まれてみてはいかがでしょうか。100%エア漏れをなくすというのはなかなか難しいですので50%減目標から始められてもいいと思います。目ではみえないので耳を澄ましてみてください。エア漏れ測定は、お客様からとても感謝されます。