works

(過去の事例)愛知県小牧市の金型工場にてデマンド監視制御装置を設置しました。

(過去の事例)愛知県小牧市の金型工場にてデマンド監視制御装置を設置しました。
(過去の事例)愛知県小牧市の金型工場にてデマンド監視制御装置を設置しました。

施工内容

 2年前の事例ですが、愛知県小牧市の食品容器の金型工場のお客様にてデマンド監視制御装置を設置しました。当時のリーマンショックの影響で注文が激減する中、むだな経費を削減できることろはないかとのご依頼を受けてお伺いしました。4年くらい前の夏に初めてこの工場にお伺いした時に、なんてキンキンに冷房のきいた工場なんだろうと感じたことを思い出して、工場長様といっしょにエアコンの数をチェックしました。合計で130馬力分のエアコンがありました。ガスのものもありましたが、電気式コンプレッサータイプのエアコンを少しづつ遮断することでデマンド更新対策になりますとご提案しました。工場内がある程度冷えていれば、10分くらいエアコンを切っても暑い暑いと文句を言う人はいないでしょうと申し上げました。一般的に現場の人は、冷えていてももっともっと温度を下げたい欲求にかられるので、逆にとまったりつけたりしたほうが、すずしさを感じると思いますし、エアコンを切って、AC100Vの扇風機を回したほうが経費削減になりますよと申し上げました。

生産状況に応じてデマンド電力が上がってきて更新しそうになると自動的にエアコンが遮断できるようにします。そのときに、10台あるエアコンを3パターンの遮断の仕方に分類していつもいつも同じ場所のエアコンが切れないようにうまく制御をしました。最近、データをチェックにいったところ目標デマンド電力340kWに対して、実際の昨年の8月に記録した最大デマンド電力が334kWでうまく動作していました。

設置したときには、デマンド契約電力を80kW減らして年間120万円程度の経費削減ができました。電力会社の人に立ち会ってもらって翌月から、電気の基本料金を下げてもらうことができました。もちろん工事費は、1年経たないうちにペイしました。

エアコン、電気炉などのように電気を少しの時間遮断しても差し支えない工場の方は、ぜひご検討ください。

関連の施工実績